つなぎ売り(ツナギ売り)の概要(つなぎ売り(ツナギ売り)とは?)
信用売り(空売り)を使った信用取引ならではの取引方法があります。
つなぎ売りというのは、「持ち株の株価が下落しそうな時に、その銘柄を信用売りし、評価損を防ごう」 というものです。
信用売りは、株価が下がれば利益が上がります。
信用売りは、証券会社に株価を借りた瞬間に、売る。そして、借りた株を返さないといけないので、後に市場から買い戻して、証券会社に返す。というものです。
100円の株に信用売りをしかける。自分の手元に100円入ってきます。後に証券会社に返すために、80円で買い戻す。自分の手元から80円出て行きます。でも、手元には20円残っています。
これが、信用売りですね。
では、つなぎ売りを具体的に検証してみます。
<例>
A株という株を持っていたとします。
A株は現在150円。
ところが、最近の過熱感から、なんとなく株価が下がりそうな予感がしたとします。
つなぎ売りとして、A株に信用売りをしかけます。
この時、
現物A株:150円→130円で-20円
信用売りA株:150円→130円で+20円
±0円ですね!(手数料はかかります)
本当なら、20円に評価損だったのに、損しなかったのです。
○株主優待や、配当を得るのに使う
さて、カラ売りは、株主優待や配当を得るのに利用するととっても便利です。
株主優待や配当というのは、権利が確定したら、株価が下落するものです。株主優待や配当のためだけに買っていた人が売るからです。
そこで、欲しい株主優待などがあれば、その権利付最終日に、現物買いとカラ売りを同時にしかけるのです。そうすれば、権利が確定した後の株価の下落を防げます。
つなぎ売りとは買い立てた銘柄(現物株)の株価が下落しそうな時にと同数の株を信用取引で売り、保有銘柄の更なる値下がりによる損失を回避すために使用します。
もし実際に、今保有している買い立てた現物株が値下がりした時に、信用売りした株によって買い立てた株のマイナスを値下がりしたことによる信用売りのプラスで相殺することができます。
長期保有した現物株が一時的に下がった時の保険として売り立てておけば、含み損をマイナスにすることがないので、いわゆる保険の役割になります。
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