ブル・ベア型ファンドの概要(ブル・ベア型ファンドとは?)
まず、「ブル」「ベア」の意味からご説明しましょう。「ブル」というのは英語で雄牛を意味します。雄牛は角を下から上に突き上げて攻撃する姿から、上昇相場の象徴とされています。ニューヨーク取引所の前に雄牛の像があるのをご存知の方もおられるのではないでしょうか。また、「ベア」というのは英語で熊を意味します。熊は爪を上から下に振り下ろして攻撃しますので、下落相場の象徴とされています。一般的には上昇相場のことを「ブル相場」、下落相場のことを「ベア相場」と言われます。したがって、
上昇相場で利益が出る仕組みのファンドを「ブル型ファンド」
下落相場で利益が出る仕組みのファンドを「ベア型ファンド」
と呼ばれるのです。
ブル・ベア型ファンドは、株価指数先物や債券先物、為替先物等を利用して、指数の動きに対して同じ方向、または逆の方向におおむね連動したパフォーマンスとなるように運用されます。例えば、株価指数のブル型ファンドは株価指数先物を買い建てして運用しますので、株価指数が上昇すれば基準価額も上昇して利益を上げられますが、下落した場合は損失が発生します。逆に株価指数のベア型ファンドは株価指数先物を売り建てして運用しますので、株価指数が下落すれば利益を上げられますが、上昇した場合は損失が発生します。
さらに、レバレッジ(てこ)を効かせて、指数の動きに対して2倍や3倍で基準価額が変動するブル・ベア型ファンドもあります。例えば、株価指数に対して2倍のブル型ファンドでは、株価指数が10%上昇すれば基準価額も20%上昇しますが、株価指数が10%下落した場合は基準価額が20%下落するのです。レバレッジの倍率によってハイリスク・ハイリターンの投資を少額から可能にしているのです。

