アクティブファンドの概要(アクティブファンドとは?)
昨今、多種多様な投資信託が販売されていますが、その中に「アクティブ型」とよばれる株式投資信託(以下、アクティブファンド)があり、個人投資家の間で根強い人気を保っています。
一般的に、アクティブファンドとは、運用担当者が自らの相場観や運用方針などに基づいて投資する銘柄を決定し、あらかじめ定めたベンチマーク(運用する上で目標となるもの。具体的には日経平均株価などの株価指数)よりも高い収益率を獲得することを目指す株式投資信託をいいます。
したがって、アクティブファンドは「将来、株式相場が上昇した場合には、日経平均株価などの市場平均よりも高い値上がり益を得たい」といった投資家などに人気があります。
ただし、アクティブファンドも、他の株式投資信託と同様、元本保証はありません。また、アクティブファンドは、ベンチマークよりも高い収益率を獲得するために投資する銘柄を頻繁に入れ替えるので、相対的に所有期間中の運用コストが高くなるデメリットがあります。投資する際はそれらの点について承知しておく必要があります。
アクティブファンドのパフォーマンス
確かに国内の投資信託は玉石混合で、決して誉められたパフォーマンスではないファンドも存在します。しかし、S&Pやモーニングスターが国内のアクティブファンドとインデックスファンドについて比較した調査では過去10年ではほぼコンスタントにアクティブファンドがインデックスファンドの成績を上回っていたという結果が得られています。もちろん信託報酬やサバイバルバイアスについても考慮した上でです。
米国の良書と言われている書籍に書かれている、アクティブファンドがインデックスファンドを長期的に上回ることができないのは、非常に効率性の高い欧米の市場で投資家が次々にアクティブファンドを乗り換えた結果、販売手数料の支払いや税金によって複利効果が軽減されてしまったことを考慮に入れての結果です。もちろんここ10年間でアクティブファンドがインデックスファンドを上回っているというのも偶然だといえばそれまでです。学者の中ではそれが必然であることを証明するには最低80年必要だと主張する人もいます。

