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OCO

OCOの概要(OCOとは?)

OCOとは「One Cancels the Othe order」の略で、あらかじめ2つの注文を同時に出しておいて、一方が約定したらもう一つはキャンセルするという注文方法です。W指値注文ともいいます。

この方法では、指値注文と逆指値注文を同時に出しておけるので、相場がどちらに動いたとしても対処することが可能になります。


決済注文のためのOCOオーダー

たとえば、1ドル=105円で10万ドル買いのポジションをもっているとします。今1ドル=108円だとすると30万円の利益が出ています。

この時点で、決済注文を出してもいいのですが、「まだまだ円安になって、さらに利益が増えそうな気がする」と考えています。とはいえ「再び105円の円高に戻って利益が消えてしまうのも困る」とも思っています。

こういうときに使用するのがこのOCOオーダーです。その場合、例えば現在のレートの1円下である「107円に逆指値注文」を入れ、同時に「110円に利益確定の指値注文」を出しておくのです。こうしておけば、もし、円高が進行して105円までレートが戻っても、「107円の逆指値注文」が約定となり、利益20万円が確定します。そして「110円での利益確定の指値注文」は107円で売り決済が行われた時点で自動的に取り消されます。逆に円安が進み110円になってくれれば「110円の利益確定の指値注文」が約定して 50万円の利益が確定します。そして「107円の逆指値注文」は110円で売り決済が行われた時点で取り消されます。

以上のように現在のレートより「円安になれば利益確定の売り」「円高になれば損失限定の売り」の注文を同時に出しておくことによって、為替がどちらに動いても自動的に決済注文がなされるわけです。


新規注文のためのOCOオーダー

OCOオーダーは新規注文の時にも使えます。たとえば、今1ドル=108円だとします。

なるべく安く買いたいので、107円で買い指値注文を出すことにします。しかし、「もし110円を超えてくるようだと円安トレンドが強く、一気に円安に向かいそうだ」とも考えているとします。

こういった場合に、「107円の指値注文」と「110円の逆指値注文」を同時に出しておきます。こうしておけば、もし、円高が進行して107円までレートが下がってくれば、「107円の指値注文」が約定となり、ポジションが構築されます。そして「110円での逆指値注文」は107円で約定した時点で自動的に取り消されます。

逆に円安が進み110円になったとすれば「110円の逆指値注文」が約定してポジションが構築されます。そして「107円の指値注文」は110円で約定した時点で取り消されます。

このように現在のレートより「円高になれば指値買い」「円安になれば逆指値買い」の注文を同時に出しておくことによって、なるべく安い値段で買うことを狙いつつ、大きなトレンドが発生した場合にそれを逃さないことが可能になるわけです。

このようにOCOオーダーを使いこなせば、相場がどちらに動いたとしても瞬時に対応することが可能になります。OCOオーダーが無ければ、予期せぬ方向に相場が動いた時に、一旦注文を取り消した上で、あらたに注文を出さなければならず、どうしてもアクションが遅れてしまいます。

また、そもそもそのような状況では、片方に動くことに意識が偏りがちで、その予想と異なる方向に動いた場合に対応が遅れてしまいがちです。

しかし、OCOオーダーを使いこなすことにより、あらかじめ2パターンの動きを想定し、その想定に応じた取引を行うことが可能になります。その結果、より収益チャンスを増やすことが出来ますので、非常に重要な手法だと言えるでしょう。


OCOの関連書籍

OCOに関しては検索エンジンも便利です。


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2007年06月11日 12:23に投稿されたエントリーのページです。

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