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IFD

IFDの概要(IFDとは?)

IFDとは「lf Done」の略で「もし取引が成立したら・・・」という意味です。(「Done(ダン)」とは為替ディーラーがよく使う言葉で、取引成立の意味です。)

つまり、IFDオーダーとは「もし取引が成立したら」その時点で発効する注文と言う意味で、前もって「利益確定の決済注文」あるいは「ストップロスオーダー」を前もって出しておくやり方です。ですので、最初に注文を出す時点で、ポジション構築の注文と決済の注文を出しておくことになります。

この方法のメリットは、あらかじめ損切りポイントや利益確定ポイントが決まっている場合に、ポジション構築から決済までが自動で安全に行われると言うことです。

通常、決済注文を出すには決済する対象のポジションが無くてはいけませんから取引が成立してポジションが出来たのを確認してから決済注文を出すことになります。

しかし、取引が成立するのはいつか分かりませんので、約定するのを確認し続けなければいけません。 また、ポジションが構築されてから決済注文を出すまでの間に、相場が大きく動いてしまった場合など、予期せぬ損失が発生する危険性があります。

こういったことを防いでくれるのがIFDオーダーです。


IFDは損失回避のため

たとえば、為替レートが1ドル=110円とします。なるべく安く買いたいので、108円で買い指値注文を出すことにします。また、この注文が成立したら、損失拡大を防ぐために、1円下に逆指値注文を出しておくことにします。こういった場合、通常であれば108円で約定したことを確認後、107円の逆指値注文を出すわけです。

しかし、買い注文はいつ約定するかはわかりません。夜中かもしれませんし、1週間後かもしれません。約定するまでいちいち確認しなければならないのは非常に面倒です。また、買い注文が約定した後、アメリカで重大な経済発表が行われ、朝起きたときにはすでに、ドルが大暴落して大きな損失を出しているかもしれません。(アメリカの経済発表は日本時間の夜中にありますので、特に注意が必要です)

そこでIFDオーダーを利用するのです。つまり「108円の買い注文と、それが約定したら107円の逆指値決済注文が有効になる」という形のIFD注文を出すわけです。そうすれば108円の円高になった段階で108円の指値注文が約定し、この段階から 107円の逆指値決済注文が有効になることになります。こうしておけば108円で約定後、仮にドルがそのまま暴落して100円になるような事態が起きたとしても、107円の逆指値注文に引っかかり、107円で売り決済がされるため、損失を膨らませることがないのです。


IFDは利益確定のため

逆に、利益確定のためにIFDオーダーを出すことも可能です。たとえば、為替レートが1ドル=110円とし、108円で買い指値注文を出すことにします。ドルは108円から110円のあたりで揉み合っているので、110円まで戻ってくるようであれば利益確定の注文を出したいとします。

この時も、「108円の買い注文と、それが約定したら110円の指値決済注文が有効になる」という形のIFD注文を出すわけです。 そうしておけば、買い注文が約定するのを確認する必要が無く、自動で利益確定の注文を出すことが可能となります。この取引は、ボックス圏内でもみ合っている場合などに非常に有効になります。

ボックスの下限ラインの少し上あたりで買い注文、上限ラインの少し下あたりで売り決済注文を IFDオーダーで出しておけば、後はほったらかしで利益を出すことも可能になります。

このようにIFDオーダーは損切りの場合も利益確定の場合にも使えますし、何より最初の注文が約定するのをいちいち確認する必要が無いのが大きな魅力です。サラリーマン投資家など、相場をずっと監視している暇が無い人などには大きな助けになりますので、ぜひ身につけられることをおすすめします


IFDの関連書籍

IFDに関しては検索エンジンも便利です。


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2007年06月11日 11:38に投稿されたエントリーのページです。

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