日本料理/和食/日本食
日本料理/和食/日本食の概要
食材は一般的に米や野菜、豆類などの農作物、海産物などがよく使われる。昆布・魚加工品・干椎茸等から取った出汁を基本に味噌や醤油を用いて味付けが行われる事が多い。フランス料理や中華料理などが油脂の旨味を基調とするのとは異なった特徴と言える。また、他の文化の食事と比べて、香辛料は薬味もしくはかやくと呼ばれ、種子を元にした風味の強い物はあまり使われず、香味野菜を刻んだりすりおろしたりした物が好んで用いられる。大豆加工食品が好まれる。低脂肪、高塩分であるとされることが多い。 特に、海産物を生食することは海外ではあまり見られず、日本料理の大きな特徴といえる。
日常的な食事の構成としては、ご飯(白米やその他の穀物を炊いたもの)、汁物、おかず3品(主菜1品と副菜2品)という組み合わせを取り、一汁三菜と言う。これらを好みにより交互に食べる。一方、懐石料理・会席料理のように改まった席では一品(あるいは一膳)ずつ順番に料理が供されるのが普通である。西洋料理には「コース」という概念があり、何段階かに分けて異なる種類の料理(前菜、スープ、主菜など)を食べるが、日常の日本食ではそのような構成をとらないのが一般的である(日常食を提供する食堂・レストランも同様)。 このような日本食と西洋料理との違いが、食べ方の違いにも現れている。日本料理に顕著なのが口の中で味を混ぜる、という行為である。一例を挙げれば御新香(おしんこ)のような塩気の強いものとご飯とをあわせて食べることで単独で食べるときよりもおいしく味わえる、とされる。日本人の味覚は優れていると言われていたが、現在はファーストフードやコンビニエンスストア等で発売されている均一な味付けをした料理の台頭により、現在では日本人の味覚が退化しているとも言われる。
日本料理は素材に手を余り加えず、素材そのものの風味、よさを引き立たせる素朴な調理法が尊重される傾向が強い。これは濃厚な調味料を使い、素材の外見や生の風味が失われるぐらいに複雑に調理したフランス料理や中華料理と比較すると明白である。
また食器や食事室のセッティングにも配慮が払われるなど、日本料理は料理そのものより、採集、雰囲気など、食を巡る総合的な工夫が調理者側から一方的になされることが多い。これも調理、接客、管理などの分業化が進んだフランス料理と比べると引き立つ特徴である。
食器は、漆器、陶器、磁器など、多くの種類を併用する。陶器・磁器には多彩な絵付けが施され、盛付けに工夫が凝らされる(後述)。特に陶器は造形の制限が緩やかで、濃い色の皿・角型の皿など、伝統的な欧米の料理の食器とは大きく異なる。近隣国で陶磁器生産の歴史がある中国・韓国と比べても、丸皿を多用しシンプルな絵付けの陶磁器を用いる中華料理、金属製の器や絵付けのない白磁の食器を主とする韓国料理に比べ異彩を放っている。また、陶磁器の普及までは木椀を使用しており(九州では陶磁器の普及により木椀を用いる習慣がほとんど失われた一方、東北地方では近代にいたるまで木椀を多用する文化が残っていた。また階層により普及の時期は異なる)、漆器の多用はその名残であると言える。家庭料理では、ご飯茶碗・箸は、各人専用のものを用いる習慣がある。箸は木製・竹製が多く、使い捨ての割箸もよく使われる。
盛付けの美しさは、日本料理の大きな特徴である。 調理した食材を彩りよく並べるだけでなく、器の質感や絵柄なども吟味し、季節や風情を盛り込むことも、調理の一つとされる。
総じていえば、日本料理は近代化の洗礼を受けながら、自分で食材を採集し、食器を整えた前近代の食事事情の名残を今なお残しているといえよう。
日本料理/和食/日本食関連商品
都道府県の主な特産物
| 都道府県 | 主な特産物 | 有名おみやげ | 製造・販売 |
| 北海道 | 毛がに、ジャガイモ、夕張メロン | テイネショコラ | 石屋製菓 |
| 青森県 | リンゴ、ホタテ貝 | いのち | |
| 岩手県 | 南部鉄器、前沢牛、三陸わかめ | ごま擦り団子 | 松栄堂 |
| 宮城県 | ほや、笹蒲、ひとめぼれ | ずんだ餅 | 菓匠三千 |
| 秋田県 | 大館曲わっぱ、きりたんぽ | わっぱめし | 杉の屋 |
| 山形県 | こけし、米沢牛、サクランボ、紅花 | さくらんぼドリンク | たかはたファーム |
| 福島県 | 絵ろうそく、喜多方ラーメン | ままどおる | 三万石 |
| 茨城県 | 結城つむぎ、水戸納豆 | 水戸梅 | あさ川製菓 |
| 栃木県 | 益子焼、かんぴょう、大谷石 | 金印わさび漬け | 晃麓わさび漬け本舗 |
| 群馬県 | こんにゃく、下仁田ねぎ | 温泉まんじゅう | 本家ちちや |
| 埼玉県 | 草加せんべい、こいのぼり | 草加せんべい | 高瀬 |
| 千葉県 | しょうゆ、らっかせい | 落花生 | 生形商店 |
| 東京都 | 江戸小紋、江戸きりこ、佃煮 | チョコレートケーキ | TOPS |
| 神奈川県 | かまぼこ、寄木細工,鎌倉彫り | 梅花はんぺん | 井上蒲鉾 |
| 新潟県 | 小千谷縮、こしひかり、加茂桐たんす | 笹だんご | さかたや |
| 富山県 | 薬、ほたるいか、かまぼこ | ますずし | 植万 |
| 石川県 | 九谷焼、輪島塗、加賀友禅、金沢箔 | きんつば | 中田屋 |
| 福井県 | 越前和紙、越前がに、三国らっきょう | はぶたい餅 | 松薗軒 |
| 山梨県 | ぶどう、もも、水晶、ほうとう | 大吟醸粕てら | 金精軒製菓 |
| 長野県 | 野沢菜、信州そば、わさび | 長芋の里 | 洋菓子レーヌ |
| 岐阜県 | 美濃焼、美濃和紙、春慶塗 | 松風 | 長崎屋本舗 |
| 静岡県 | 茶、桜えび、うなぎ | 安倍川餅 | 石部屋 |
| 愛知県 | 常滑焼、きしめん、ういろう | あわ雪 | 備前屋 |
| 三重県 | 伊勢えび、松阪牛、真珠 | 赤福 | 赤福 |
| 滋賀県 | 信楽焼、近江牛 | 清水白桃ゼリー | たねや |
| 京都府 | 清水焼、西陣織、ゆば | 麩まんじゅう | 麩嘉 |
| 大阪府 | 塩こんぶ、粟おこし | ぶどう大福 | 青木松風庵 |
| 兵庫県 | 神戸牛、明石鯛、揖保そうめん | びわ小町 | 北淡路町震災記念館 |
| 奈良県 | 奈良墨、奈良漬、三輪そうめん | 奈良漬 | 奈良屋本店 |
| 和歌山県 | 梅干し、富有柿 | 薄皮まんじゅう | 御菓子処ねぼけ堂 |
| 鳥取県 | 因州和紙、松葉がに | ござえもん寿司 | 全日空商事 |
| 島根県 | 石州和紙、しじみ | 源氏巻 | 山田竹風軒本店 |
| 岡山県 | 備前焼、、マスカット、モモ | 蒜山高原ヨーグルト | 蒜山高原農業協同組合 |
| 広島県 | 熊野筆、かき | 紅葉まんじゅう | 藤井屋 |
| 山口県 | れんこん、ふぐ、萩焼 | 利休まんじゅう | 夙月堂 |
| 徳島県 | すだち、巻柿、阿波のあい染め | なると金時 | 菓匠孔雀 |
| 香川県 | 讃岐うどん、オリーブ | さぬきワイン | さぬきワイン |
| 愛媛県 | 砥部焼、いよかん | 一六タルト | 一六本舗 |
| 高知県 | 土佐和紙、土佐節 | かんざし | 浜幸 |
| 福岡県 | 博多人形、辛子明太子、たんす | 明太子 | 稚加栄 |
| 佐賀県 | 伊万里焼、有田焼、唐津焼 | 貝柱粕漬 | 竹八竹味真 |
| 長崎県 | からすみ、べっこう細工、びわ | お手作り最中 | 福砂屋 |
| 熊本県 | からしれんこん、球磨焼酎 | 陣太鼓 | お菓子の香梅 |
| 大分県 | かぼす、乾しいたけ | 荒城の月 | 但馬屋 |
| 宮崎県 | そば焼酎、乾しいたけ | なんじゃこら大福 | おかしの日高 |
| 鹿児島県 | さつま揚げ、いも焼酎、大島つむぎ | 阿久根つけあげ | 枦産業 |
| 沖縄県 | 泡盛、紅型、黒砂糖、シーサー | 泡盛珈琲ギフト | 神村酒造 |

